<たたみの正しい使い方とアドバイス><畳のお手入れ・汚れの処置法><畳の性質と効用>
畳屋より一言!
現代の住宅は、工法が気密性と保湿性を高める様に変わってきたことや、共稼ぎ
の家庭環境の増加などにより、室内での通風状態が悪化、それにともない畳が湿
気やすくなりました。畳床の含水率が高くなると、畳にカビが発生し、それを餌
としてダニが発生しやすくなります。そのカビを防ぐには畳を正しくお使い戴く
事です! 「畳は生きています」「呼吸しています」その素材の持つ良さを充
分味わって戴ける様、高温多湿な日本の気候を快適にすごせる様、畳を可愛がっ
て下さい! 「健康とEnjoyLife」に畳の持つ役割は非常に大きいです。正し
くお使い戴ければ戴くほど、畳はその心地よさを約束してくれます。ただし、畳
にも効用の持続する期間は限られています。畳表の裏返しを2〜3年で、表替え
を4〜5年で行う事をお心がけて下さい。
1. 畳の目に沿って掃除機でマメに掃除して下さい。 2. 畳は呼吸しています。畳の上にジュウタンやカーペットの重ね敷きをしないで下さい。 3. 2〜3日晴天が続いた時、窓を開放して室内に風を入れて下さい。 4. 時々畳を片方だけ持ち上げて、ビン等を挟んで風を通して下さい。より一層効果があります。 5. 水分を多く含んだもので畳の拭き掃除をすると湿気るため、カビが発生しやすくなります。 6. 加湿器の過剰使用も畳をしけらせます。 7. 室内で犬・猫等のペットを飼われますと、畳が傷むと同時に、ダニの発生源となります。 8. 食べこぼしをそのまま放置しないで下さい。 9. 直射日光を当てすぎると畳が傷み、日焼けが強くなります。 10. ピアノや机のような足のある重い物を畳の上に直に置くと畳表も畳床も痛みます。処理を施してから置いて下さい。 11. 家具類を畳の上にびっしり敷き詰めると、風の通りが悪くなり畳が呼吸できなくなります。又、家具は壁から少し離しておくと家具の裏側にも風が通ります。 12. 除湿機やクーラーのドライで除湿すると室内のジメジメした空気が無くなり、カビやダニの問題がほとんど解決できます。
1. インクをこぼした時 牛乳で湿らせて拭きとる。 2. 灯油・醤油をこぼした時 こぼした上に粉末の洗剤・クレンザー・塩・小麦粉・ベビーパウダー等をふりかけ、充分に液体を吸い取らせてから掃除機で処理し、その後固く絞った布で何度も拭く。 3. クレヨンがついた時 クリームクレンザーをごく少量、乾いた布につけ丁寧にこする。2〜3日晴天が続いた時、窓を開放して室内に風を入れて下さい。 4. フェルトペンがついた時 油性のものはマニキュアの除光液でふき取り、水性のものはクリームクレンザーでふき取る。時々畳を片方だけ持ち上げて、ビン等を挟んで風を通して下さい。より一層効果があります。 5. 畳にカビが生えた時 消毒用アルコールを布に染みこませ拭き取ってから風を通して乾燥させる。 6. 畳にダニが発生した時 掃除機で数回吸い取り、風通しを良くする。その後、できれば畳を上げて除湿機で乾燥するとダニの発生は止まる。 7. 焼き焦げを作った時 タバコの用に小さい場合は、オキシフルで漂白し、ロウをたらして穴を埋め、セロハンテープを貼って、焦げ穴を大きくしないようにする。 8. 家具の跡がついた時 窪んだ所に適度に霧吹きして、濡れタオルを当ててアイロンをかける。 9. 日焼けを少し消したい時 中性洗剤で固く絞った雑巾がけをしてから、酢を混ぜたお湯で拭く。
1. 多目的使用 ひと時のごろ寝や家族団らんの居間として、座卓ひとつで客間に、来客用の寝室に、コタツを囲んで娯楽室、お茶・お花等の稽古場に。 2. 浄化作用 畳表は二酸化窒素ガスを吸収する作用があり、知らず知らずのうちに室内の空気をきれいにし、健康な環境つくりに役立っている。 3. 保湿・断熱効果 冬、室内の暖かい気温を外に逃がさず、夏、外気
の高温の進入を防いでくれる。4. 吸湿・放湿作用 梅雨時等の湿気多い季節は水分を吸収し、逆に室内が乾燥してくると蓄えた適度な水分を放出するというエアコン作用を備えています。 5. 吸音効果 隣の部屋・真上の部屋等がフローリングだとこちらに音が響きますが、畳だと音を吸収して響きません。又、テレビ・ステレオ等の音響製品の音も畳だと和らげてくれます。 6. 弾力があって安全 お年寄りや小さいお子さんが万一転んでも、弾力性のある畳だと安心です。 7. 鎮静効果 畳の部屋はいぐさが醸し出す香りで、疲れた身体を癒し、心を静めてくれます。まるで森林浴をしている様な効果を与えてくれます。